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現役ホームインスペクターが発表・築10年の家はここが壊れる! [理想のハウスメーカー探し]

ちょっとした水漏れでも悲惨な結果に!

「NPO法人日本ホームインスペクターズ協会」
http://www.jshi.org/
のメディアセミナーで発表された
「築10年で劣化しやすい住宅部位ランキング」
の続き。
CA340016.JPG


前回は中途半端で終わってすいません。
では、早速10位から。

10位
木部、鉄部の塗装

会場では屋根下地のつなぎ目を覆う鉄板の画像が映し出されていた。
サビでまっ茶色。
ペンキなどの塗装は10年で急激に劣化するそうだ。

9位
給排水設備

たとえば、洗面台下の配管つなぎ目からの水漏れなどに注意。
量自体はちょっとずつでも、じわじわと床などの木部を腐らせる。

8位
外壁のコーキング
090721_1408~0002.jpg

こちらも10年に一度はやり直さないと画像のようにシワシワに。
ここから雨水などが浸入し、下地を腐らせる。
ちなみに以前、築20年のヘーベルを見学したことがあるが、
コーキングに問題はなかった。
ダイワハウスやヘーベルといった大手メーカーは、
「20年、30年OK!」
といっている。
汎用品とそんなに差があるのだろうか?

7位
サイディングの塗装
CA340012.JPG

こちら↑は築17年。これは放置しすぎとのこと。
通常の塗り替えなら100万円程度の費用で済むが、
この状態だとサイディング自体を交換しなければならないので、
300万円程度かかる。

6位
外壁の吹きつけ(モルタルなど)

サイディングより劣化が早い。
小さなキズでも雨水が入るので注意!

5位
スレートの屋根

写真を撮り忘れました。
たいせいさん、すいません!
会場では、劣化してツートンカラーになったスレートの画像が。
変色する前に再塗装しないと雨漏りの危険がある。
やはりノーメンテナンスで済む瓦の方が安心ですね。

4位
バルコニーなどの防水

FRP防水も10年に1度は塗り直したい。

3位
浴室と脱衣室の境目

普段気にせず往復している浴室と脱衣室。
しかし、知らず知らずのうちに体から垂れたお湯が境目から床下に。
「あれ? なんか床がぷにゅぷにゅするな」
と思ったらもうこの状態↓。
CA340013.JPG

床下はカビだらけだ。
特に木造は年々すき間が開いていくので注意とのこと。
床に垂れた水滴はマメに拭き取りましょう。

2位
バルコニーと建物の接合部

理屈は3位と同じです。
雨あがりは水を小まめに拭き取るしかない。

それではいよいよ第1位!


[あせあせ(飛び散る汗)]

[がく~(落胆した顔)]

[ちっ(怒った顔)]

[パンチ]

[ひらめき]

090722_1248~0001.jpg

1位は

バルコニーの排水口まわり!

排水口のまわりは、形状が複雑なためFRPの防水加工が難しい。
そこに落ち葉などが詰まり雨水が溜まる。
すると防水加工のちょっとしたキズに水が浸入する。
そしてだんだんとバルコニーの下にシミが登場。

CA340014.JPG
↑バルコニーを下から見上げたところ。○の部分に小さなシミがあった。

「なんだ小さなシミじゃん」
と思って放置してはいけません。
壊して中を確認すると、

CA340015.JPG

↑こんなに腐っている。
おまけに湿気に吸い寄せられ、柱をつたって来たシロアリもいた。

上記の例ではバルコニーと柱の修理で200万円程度かかったそうだ。
解説していただいたホームインスペクターの方いわく、
「どの家でもバルコニーに排水口まわりは非常に腐りやすい。
長くても20年放置すれば大体壊れると思っていいでしょう。
特に下に居室があるルーフバルコニーは注意が必要です」

10位から1位まで見ると、
家のメンテネンス=防水対策が大事
というのがよ~くわかった。

こんど家を建てるときには、
目を三角にして防水対策を語ってくれる業者に頼むとしよう。

*文中のクワガタは先月捕獲した6.8mmです。現在飼育中。

*8月20日に私の執筆記事が載る雑誌「MONOQLO」が発売されます。
MONOQLO 2009年 09月号 [雑誌]

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今回のテーマは「ローコスト住宅の安すぎる理由」
なんで1000万円以下で家が建てられるのか?
を書いています。
ぜひ読んでみてください!

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たいせい

 名指しいただきありがとうございます。

 新生屋根材の場合、塗り替えの必要性もさることながら、薄いが為に外気の温度変化を野地板に伝えてしまい、コンパネ製の野地板裏側の結露による腐朽も10年くらいでかなり進むケースが多いようです。
 新生屋根材の家は10年から15年経つと「怖くて屋根に登りたくない」と仰る屋根工事店がかなりいます。
by たいせい (2009-08-06 22:26) 

prost

家のメンテナンス=防水対策

よーく憶えておきます。

ちなみに、最近、実家のリビングの天井の雨漏りが酷いという
ことでえらい修理にお金がかかったと言っていました。
リビングの上には大きなバルコニーがあります。
築20年、ここ10年はほったらかしだったでしょうから、なって
然るべきでしょうか?

いずれにせよ、家であろうが、人間であろうが、大事に扱って
細かいメンテナンスは必須ですね。
by prost (2009-08-10 02:14) 

前太

たいせいさん、コメントありがとうございます。
結露の心配もあるんですね。
なるほど参考にさせていただきます。

prostさん、コメントありがとうございます。
丈夫な家のうたい文句として
「柱の太さ」や「素材の強度」などをよく聞きますが、
今回の話を聞く限り、本当に大事なのは「防水対策」ということでした。
先日我が家屋上の防水シートが5mmほどキズつきました。
ほっといても10年は平気でしょうが、8000円かけて修理しました。
「もしかしたら20年後に100万円かかるかも」と思うとどうしてもほっとけなくて。
家のメンテナンスはそれぐらい神経質でよいと私は納得しています。

by 前太 (2009-08-10 17:40) 

はるはる

こんばんは。

とても興味深く読ませて頂きました。

住まいのメンテは10年に1回は何かしらメンテが必要なようですね。特に防水関係が。

1回のメンテで100万は痛いですね~。しっかり10年後に向けてメンテナンス費用を貯金しておかないと大変なことになりそうです。

住まいのメンテナンスもしっかり勉強しておかないといけませんね。とても勉強になりました。

by はるはる (2009-08-12 00:05) 

前太

はるはるさんコメントありがとうございます。
家のメンテナンスは「どこを」「いつ」するのか素人にはわかりませんよね。
私も地道に勉強します。
by 前太 (2009-08-16 10:24) 

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